会社設立したらすぐに税理士は必要か?

「会社を設立したらすぐに税理士と顧問契約を結ぶ必要があるか?」

という質問があれば、僕は、迷わずYESと答えます。

 

僕自身も、税理士さんにお願いしていて助かっているからです。

以前は、個人事業でしたので、確定申告すれば、問題なくすんでいきましたので、税理士さんにお願いすることはないと思っていましたが、法人にして、1期を終わってみて感じたことは、「税理士さんにお願いしていなかったらマズイことがおきていたかもしれない」ということです。

法人にすると、決算の手続きが複雑になるので、その部分は、もちろんなのですが、経理の仕方や源泉の支払、役員報酬の設定、年末調整など、やるべきことがたくさんあるからです。

まして、税金の支払は、遅れると延滞税がつくので、「忘れていた」では済みません。

 

また、経営に関することもその都度、相談ができます。

 

最終的な判断は自分でおこなうにせよ、こちらのことをよくわかっている税理士さんだと非常に心強いです。

月々の顧問料は、月々の作業プラス安心料ともいえます。

 

会社を設立した後の経費の中には、税理士顧問料を入れておくことをおすすめします。

 

起業を成功させるための1つの方法。

起業して成功するためには、売上がないといけないということは当然のことですが、「会社をやめて、すぐにスタート!」という場合、起業当初というのは、なかなか売上があがりません。

 

そこで、1つの方法としておススメしたいのが、

起業前からホームページを作っておく

ということです。

 

起業前からホームページを作っておくことで、起業してすぐに売上がある状態にすることができるかもしれません。

例えば、健康食品を扱う場合であれば、健康食品に関するホームページをつくっておいて、アクセスを集めて、メールアドレスを獲得して、メールマガジンを発行する。

こうしておくことで、起業後、メールマガジンを使って、すぐに、自社の取扱う健康食品を販売できます。

 

リフォーム関係であれば、リフォームに関する知識を詰め込んだホームページをつくるのもOKですし、DIYに関するホームページでもよいかと思います。

 

会社に勤務しながらですと、時間が限られますが、休みを使えば、できないことはないと思います。

 

 

ホームページは、起業後につくらないといういけないという決まりはありませんので、スムーズにスタートするための1つの方法として、ご参考になればと思います。

 

検索キーワードの見つけ方。

ホームページを作るときに、一番、気をつけなければいけないことは、お客さん候補が検索する語句(キーワード)を中心にすることです。

会社名などのお客さんが検索しないキーワードで作っても、会社が有名などのような場合を除いて、ホームページを見てもらうことすらできません。

ホームページは、見てもらって初めて価値があります。

 

逆に見てもらえなければ、ないのと同じです。

 

ただ、お客さん候補が検索しそうなキーワードを見つけることはなかなか難しかったりします。

予想していた語句とは違うキーワードが、購買力が高いキーワードということはよくあるからです。

 

これを解決する1つの方法としては、ホームページを作るまえに、商品・サービスに関するブログを書いて、どのようなキーワードでアクセスがあるのか調べるというものがあります。

ただ、この方法は、時間がかかります。

ブログを書ける状態にしたり、記事を書いたりしないといけないからです。

     

そこで、参考にしたいのが、この本です。

     ↓

 

この本では、売れるキーワードの見つけ方が例示を交えて解説されていますので、かなり、参考になるかと思います。

この本と自分でつくるブログなどを併用すると、多くのキーワードを発見できるかと思います。

 

 

DESとは?

DESとは、デット・エクイティ・スワップという正式名称で、債務(デット)を資本(エクイティ)へ交換(スワップ)することをいいます。

債務の株式化といわれています。

 

例えば、社長が会社に貸付をおこなっている場合、この貸付金を資本へ振り替えることができ、債務を減らすことができます。

具体的には、100万円を社長が会社に貸し付けている場合で、この100万円を資本に振り替えるような場合です。社長は、貸付金がなくなるかわりに、株式をもらうことができます。

社長が100%株式を保有している場合、株式が増えることに関しては、魅力はありませんが、事業をおこなううえで、役所の許認可が必要で、資本について条件がある場合には、有効な手法となります。

建設業許可や運送業の許可を取る際の資金計画などには、資本に関する要件がありますので、社長が会社に貸し付けがある場合には、ダメだと思っていた要件を満たすこともありますので、一度、検討される価値はあるかと思います。

 

‘屋上緑化’でホームページを作る。

屋上緑化に関しては、自治体によって助成金が出るということを前回、書きましたが、これから営業する場合、僕は、まず、HPを作ります。

比較的、新しい言葉ですので、インターネットの相性もよいと思います。

 

屋上緑化のホームページを作る場合に、必要となる情報としては、次のようなコンテンツが必要となるかと思います。

・屋上緑化に関する基礎知識(施工場所、植物、緑化によって建物にかかる負荷、防水など)

・屋上緑化の問題点、効果、メリット・デメリット

・屋上緑化の助成金

・屋上緑化の費用・施工にかかる期間・流れ

・屋上緑化の施工後のメンテナンスについて

 

上記のほかには、自社で施工した例を写真で掲載したり、屋上緑化のポイント・Q&Aといったその会社独自の内容を掲載していくと、よいホームページになるかと思います。

屋上緑化の施工をおこなう場合には、地域が限定されてくるかと思いますので、地域名を絞るとより効果的だと思います。

また、ホームページに掲載する内容が多いので、「屋上緑化」だけのホームページにしたほうがよいですね。

 

あとは、企業向けと個人向けをわけるのもよいと思います。

 

 

「屋上緑化 名古屋」で検索してみたんですが、今から作っても、十分上位を狙えるかと思います。

 

 

 

 

役所の情報をチェックして営業する。

役所から出ている情報には、営業に使える有益なものが含まれている場合があります。

最近でいえば、屋上緑化に関するものです。

屋上緑化は、温暖化対策のために、空いている屋上スペースなどを利用して緑化していくものですが、各自治体では、屋上緑化を推進するために、助成金を出しています。

屋上緑化に関する助成金は、工事にかかった半額がでますので、屋上緑化を検討している企業や個人にとっては、ぜひ、利用したい制度です。

また、屋上緑化を検討していない場合でも、チラシやDMをつくって、営業をかけることで見込客を集め、売上につなげることができますね。

温暖化の問題は、それぞれ、多少なりとも関心があると思いますし、その工事の半分でよいのであれば、緑化を検討する方も増えてくるのではないでしょうか?

 

このように、助成金がでるようなものは、少ないかもしれませんが、役所の情報を定期的に見ておくことで、新しい市場をみつけることができる可能性がありますので、パンフレットやHPをチェックしてみてはいかがでしょうか?

 

 

HP制作会社のセミナー。

今日は、ホームページ制作会社のセミナーに参加してきました。

タイトルは、

「取引先拡大・売上拡大・販路拡大のための成功するインターネット営業戦術」セミナー

でした。

 

長いですね。

 

セミナーは、HPを成功させるためのポイントについてのお話でした。

僕は、すでにHPを複数展開していますが、今回の話の中で、やっていないことはないかを知るために参加してきました。

しかも、無料でしたので。

 

あとは、その無料のセミナーのあとの戦略も知りたいということもあります。

 

内容としては、「初めてHPを作る人向け」であった印象がありましたが、ポイントだけを話をしていたので、「自分でやってみよう」と思っている人には、向かなかったかもしれません。

結局、「相談してください。」ということなんですね。

 

セミナーを開催している会社としては、無料で開催して自社の顧客にしていくという流れなのだと思います。

その他の仕組みについては、今後、どのようなアプローチをするのか楽しみです。

 

今回のセミナーで感じたことは、

ホームページは、自社(商品)の分析をしてから作るべき

ということがはっきりとわかったことが非常によかった点です。

 

分析をおこなわないと、似たりよったりのホームページがあり、費用倒れになる可能性があります。

 

せっかく作るのであれば、売上があがるように、自社や商品のことをしっかり伝えたいものです。

 

 

経営に必要な3つの目。

昨日、光洋マテリカ㈱の名誉会長、吉田三栄吉氏の講演に参加してきました。

「信用力と経営理念 真・善・美」というテーマの講演で、最近の企業の不祥事や外国の諸問題などを例にとりながら、経営者として必要なもの についてのお話でした。

その中の、「経営者には3つの目が必要である」という話が印象に残りました。

3つの目は、ご存知の方も多いかも知れませんが、

虫の目、鳥の目、魚の目

のことです。

「虫の目」は、近いところで、複眼をつかって様々な角度から注意深く見る目のこと。

「鳥の目」は、虫では見えない広い範囲を、高いところから俯瞰する目のこと。

「魚の目」は、潮の流れを読む、つまり世の中の流れを敏感に感じる目

のことです。

 

ミクロ的な視点とマクロ的な視点から経営をおこなっていく必要があるということですね。

 

小さいところしか見ていないところもありますので、「木を見て森をみず」とならないように、3つの目で、自分の環境を見ていくようにしたいと思います。

 

 

マーケティングに最も必要なこと。

今日は、午前0時まで、マーケティングに関する音声ファイルを作成するために、ある方とのところにお邪魔してきました。

この音声ファイルは、前回の11/1のセミナーに出席された方に、無料でお配りするものですが、前回のセミナーの内容をさらに詳しくした内容で、重要なエッセンスがたくさん含まれています。

話の中心は、マーケティングに関する基本的な考え方やチラシの作り方などでしたが、核となるのは、やはり、

自分で考える

ということなんだとつくづく思いました。

 

今回の音声ファイルでも、テクニックに触れています。

また、書籍でもテクニックに関するものもでています。よい本もたくさんあります。

 

しかし、表面だけを真似て、使おうとしても結局、うまくいかないものです。

テクニックは、基本と自分で考える習慣があるからこそ、生きるのだと思います。

 

ただ、自分で考えるといっても、どう考えてよいのかと思ってしまうかもしれません。

 

一番カンタンな方法は、

自分の体験をもとに考える

ということです。

 

例えば、ある物を購入したとき、

・なぜ、購入したのか?

・どこに不安を感じたのか?

といったところを思い出してみます。

逆に買わなかったときも、同じように考えてみます。

 

この繰り返しにより、常に考えるようになります。

この土台のうえにテクニックが生きてくるのだと思います。

 

 

まずは、自分で考えることを習慣化すると、強烈な武器になると思います。

 

 

 

 

 

一般社団法人とは?

現在の社団法人・財団法人の公益法人制度の改正が平成20年12月1日におこなわれます。

これに伴い、平成20年12月1日以降に設立される社団法人・財団法人は、一般社団法人・一般財団法人となります。

その後、公益認定を受けると公益社団法人・公益財団法人となることができます。

公益認定を受けると、税制上の優遇措置があります。

 

一般社団法人の特徴としては、次のようなものがあります。

・設立が簡単

(株式会社の設立のように、定款の認証→登記という手続きとなり、役所の認可は不要となります。)

・出資金は不要

・事業に制限がない

(公益性は問われません)

・社員2名から設立可能

・理事に給与の支払いが可能

・剰余金の配当は不可

・役所の認定を受けると公益認定法人となることができる

 

天下り・補助金・必要性など批判が多いこともあり、改正となり、設立しやすくなったといえます。

ただ、設立しやすくなったということは、「社団法人」と聞くと公益法人のイメージがありましたが、今後は、ネームバリューが低下するかもしれません。

将来的に、公益法人を目指す場合には、まずは、一般社団法人からスタートするということになりますが、それ以外の場合には、別の法人のほうがよいかもしれません。