古物商の義務。

こんにちは、行政書士の高です。

 昨日、会社設立プラス古物商許可申請のご依頼をお受けしていた方々の古物商許可の標識をお渡しし、ようやく、営業をスタートできるようになりました。

これからのドンドン営業をされていかれるとのことですので、僕もできる限りお役に立てるようにコミュニケーションを図っていきたいと思います。

さて、古物商には、法律でいくつか義務が課されています。

主なものとして、

・取引の記録義務

・標識の掲示義務

があります。

取引の記録義務とは、古物を買ったり売ったりするときには、取引の相手の名前や住所、取引した物・数量などを記録しておく義務です。

古物の取引をするには許可が必要となっているのは、盗品が流通することを防ぐためですので、取引の記録義務を課しています。

取引の記録があれば、盗品であった場合、追跡が可能になるからですね。

 また、古物商には、営業所に標識を掲示する義務があります。

この標識は、「古物商」と書いてあるものではなくて、扱う主な品目を記載した標識になります。

 例えば、衣類を主に扱うのであれば、「衣類商」となります。

違和感はありますが、そういう標識を掲示することになっています。

 

ついつい、忘れがちですので、古物商の許可を取得された方は、古物商許可業者に課されている義務をよく把握しておく必要がありますので、ご注意ください。

 

見ていないようで見ている。

こんにちは、行政書士の高です。

最近、レバ刺しをよく食べに行きます。僕が貧血持ちだからです。

いろいろなところで食べますが、一番好きなところは、地下鉄浄心駅(鶴舞線)から徒歩10分ぐらいの居酒屋さんです。

ここのレバ刺しは、量が多くて、肉厚があります。しかも、安い!(値段は400円ぐらいだったかな)

週1回は行きます。

先週も行きました。

1人では、まだ行っていないのですが、そのうち行くと思います。

ちなみに、一緒に僕のレバ刺しを食べたいという欲求に付き合ってくれたのは、この方です。

  ↓

 伊藤初彦先生

 

その居酒屋さん、レバ刺し以外もメニューが充実していておいしくて安いです。

ですので、いつもお客さんでいっぱいです。

 昨日も、僕らが行ったときには、たまたま2つだけ席が空いていてなんとかレバ刺しを食べることができました。

その流行っている居酒屋さんの大将と閉店間際にお話していて約30年お店をやっている経験談を聞かせていただいたのですが、特に印象的だったのが、

「お客さんは、見ていないようで見ている。一生懸命やっているとまた飲みにきてくれる。しかも、いいお客さんはいいお客さんを連れてきてくれる。」

とおっしゃていたことです。

約30年積み重ねてきているので、真実味が違いますね。

レバ刺しを食べに行って、貴重な経験談を聞かせていただける。

こんな幸せなことはありません。

 

また、来週もレバ刺しを食べにいきたいと思います!

 

 

 

ノーリスクで起業?

こんにちは、行政書士の高です。

起業ブームといわれて雑誌やTVなどでも起業家を取り上げることがおおくなり、起業に関して情報があふれています。

自分で事業を起こす-起業

・自分の力を試したい!

・自分のアイデア・サービスを世の中に広めたい!

そう思って、起業の道を選ぶのだと思います。

僕も行政書士という資格で起業という形を選んで独立していますので、その気持ちは十分わかります。

自分が提供したサービスが喜んでもらえたときには、何にも代えがたいぐらいうれしいですから。

ただ、一方で、苦しいときも多いのも事実です。

最初のお客様を見つけるまでにいろいろ試行錯誤があります。

ホームページをつくったり、チラシを作ったり、業界の慣習を調査したり、人脈を広げたり、サービスを考えたりと多くの労力を必要とします。

また、自分の労力だけでなく、資金も必要になります。

事業にもよって金額に差があるにしても、必ず資金は必要になります。

そして、一番大切だと思うのは、その資金を失ってもいいという覚悟。

これが重要だと思います。

 

ある社長さんのところには、起業したい人が相談に来るそうで、アイデアやサービスを聞いたりして、最後には、

「資金を用意してからだね。リスクをとれないならやめたほうがいい。」

と言うそうです。

 

ノーリスクで起業することはありえない!

ということですね。

 

 

 

色。

こんにちは、行政書士の高です。

いろいろな交流会に出ると、参加している方を見れば、その交流会の質がわかります。

もっと言うと、その交流会を主催している方をみれば、交流会の質がわかります。

主催者がすごい方なら自然とすごい方が集まっている。

主催者が怪しい方なら怪しい方が集まっている。

 

まさに、 

「類は友を呼ぶ」

です。

”主催者がすごい方”ってどんな人?ということが問題になりますが、きわめて主観的なフィーリングの話ですので、見るかたによって違うかもしれません。

僕の中で”すごい方”というのは、

相手を気遣い、感謝することを忘れず、押し付けない。

これがポイントです。

そのような方とお話すると、気持ちもいいですし、出会えたことがうれしくなります。

また、話をすれば、仕草や表情、言葉の端々からその方のことがわかります。

 

このポイントは、僕にとって「合うか合わないか」ということですので、誰にでも当てはまるわけではないと思いますが、少なくとも、交流会の主催者と話をすれば、交流会の質がつかめると思っています。

これから交流会に参加しようと考えている方は、交流会の主催者(あるいは運営者)とできるだけ話をしてみるとよいかもしれません。

 

 

名古屋はセマイ。

こんにちは、行政書士の高です。

昨日は、ある交流会に参加させていただいたのですが、そこで、前から知っている同業の方がいてビックリしました。

人数が多かったので、あまりお話できませんでしたが、ホントに偶然で、

「世間はせまいな」

と感じました。

 

また、その交流会で、僕の地元である石川県のことをよくご存知の方がいらっしゃって、またまたビックリでした。

その方は仕事で石川県によく行かれるとのことで、僕にとって身近な地名がたくさんが出てきました。

もっと驚くことに、僕の兄が行っていた大学があるところにも仕事でよく行かれるとのことで、その話もすると、さらに「なんなんだろう、この偶然は!」と盛り上がっちゃいました~。

そういう話で盛り上がると楽しいですが、どちらかというと、「うれしい」という気持ちが大きかったです。

 

やっぱり、僕は石川県が好きなようです(笑)

 

将来を予測する。

こんにちは、行政書士の高です。

事務所経営において、何ヶ月先、何年先を見越して策を打っておくことが必要であることは当たり前ですね。

ただ、僕の場合、日々の業務に追われると、「将来を予測してやろう!」と思っていることが後回しになることがあります。

例えば、今回の建設業の更新に絡む諸手続はかなり難易度が高く、「どうやったら証明できるか?」と日々考え社長さんと打ち合わせをしたり役所に通っていると、将来のためにつくろうと思っていたホームページであったり、業務フローの整備であったりといったことが後回しになります。

こういうことが重なってくると、今はよくても先々経営が不安定になります。

行政書士業務は、税理士の顧問と違って、単発の仕事が多いので、がむしゃらに新規の受注を増やすために行動する必要があります。

 

日々の業務をしっかりこなしながら、将来のために種もまいていきます!

社内文書の重要性。

こんにちは、行政書士の高です。

この1ヶ月間、建設業の許可を取得されている会社からご依頼いただいた建設業の更新の書類提出がようやく終わりました。

ご存知の方も多いかもしれませんが、建設業の更新のみであれば、1ヶ月もかかりません。

では、なぜ1ヶ月もかかったか?

 

それは、過去に変更手続をしておかなければいけなかったことが、そのままになっていて、すぐに更新できないという事態になっていたからです。

 

その過去の変更手続をするために、いろいろな証明をする必要があり、 証明書類を作成したり、関係者に署名をもらったりしていたので時間がかかりました。

 

その証明も、本来であれば、社内で保存している文書を提出するとことされているのですが、その文書が保存されていなかったあるいは、その文書自体を作成していなかったためにいろいろな証明が必要となったわけです。

 

詳しく書かないと、よくわからないと思いますが、お客様情報ですので、ご勘弁ください。

 

ただ、今回、権限を明確化した規程や議事録、あるいは、取引先との社内文書等は、必ず大切に保存することが重要だと感じました。

もちろん、中小企業では、「社長が権限を持っているのは当たり前!社長の鶴の一声で会社が動く!」という実体があり、わざわざ書類にすることは面倒だと思いますが、わかりきったことを文書にしておき、保存しておくことで会社の危機を救えることもあります。

 

ついついおざなりになりがちとなる社内文書ですが、けっこう重要ですので、社内で作成・保存することをおススメします!

 

予測と検証。

こんにちは、行政書士の高です。 

僕の事務所の経営の柱の1つがホームページからの集客です。

「ホームページは、24時間文句も言わず働いていくれる営業マン!」

とよく言われますが、確かにそう感じます。

自分が寝ているときも、ホームページで情報提供できるので、とても助かっています。

事務所経営のために、いろいろ勉強しているのですが、お客様から

「自社のホームページをなんとかしてほしい」

というご依頼もいただいております。

ありがたいことです。

 

ただ、ネットの世界は、変化が早いので、それに対応できるよう予測と検証をしていき、お客様に還元したいと思います。

 

僕が2年前からチカラを入れているのは、自社のホームページを上位に表示させることです。

いわゆるSEOというやつです。

SEOがうまくいけば、ホントに世界が変わります!

ただ、「コレ!」といった答えがないのもまた事実。

 

そこで結果を出すためには自分でやってみないとわからない部分が大きいので、結果を予測しながら作業をして、どうなったかというデータを取っていくことが必要になります。

 

経験が大事ということですね。

 

 

 

 

自分で会社設立するときの注意点!

こんにちは、行政書士の高です。

先日の「わかりやすい会社設立セミナー」に参加された方が、

「やっぱり、会社をつくるときは、専門家に依頼したいほうがいいですね!」

ということを言っておられました。

 

今回のセミナーは、個人事業と会社の違いを中心にお話をさせていただき、会社を設立するときの注意点として特に税金面での注意点を税理士の伊藤先生からお話いただきました。

僕もある程度は、会社設立時の税金については知識として頭に入れていますが、いろいろなケースを考えると税の専門家である税理士でないと適切な回答ができないと改めて感じました。

 

そのあたりを参加者の方も感じ、そのようにおっしゃったのだと思います。

 

新会社法になってから、書籍やネットで情報があふれていて、自分で会社設立をすることができるようになっています。

それらを参考にすることで、会社設立をするための書類は作成できるかと思います。

 

ただ、その書類を作成ために、どんなことに気をつけて、どのように決めればよいのかは書籍等では書ききれませんので、書いてありません。

例えば、

「奥さんを役員にしたほうがいいのかどうなのか」

ということで悩んでいたとします。

奥さんと言っても、専業主婦なのか?パートなどで収入を得ているのか?で変わってきますし、今後の事業展開を見据えたときに、奥さんを役員としないほうがよい場合もあります。

奥さんを役員にいれたほうがいいのか、ぞれともいれないほうがいいのか、という点を1つ取ってみても、個別の事情をお聞きしないと回答が難しいです。

また、感覚的にOKと思っていたことでも、法律に照らすと実は問題があるということが相談をお受けしているとよくあります。

 

自分で会社設立をするのも1つの方法ですが、専門家に相談してみると考えが変わるかもしれませんね。

 

 

反省点ばかり・・・

こんにちは、行政書士の高です。

「反省点ばかり・・・」

というタイトルですが、もちろん、先日の会社設立セミナーの反省点です。

いくつかありますが、大きくわけて次の2つが挙げられます。

 まず、1つめとして、内容的なことです。

 全体としてみれば、個人事業と会社の違いは、説明できたと思うのですが、もっと参加者がイメージできるような具体例を入れて説明する必要があったと反省。。。

その意味で、参加者がどのような業種の方が多いのかというのをしっかり意識した内容することで、よりセミナーで話した内容が理解できると思います。

また、話の展開をもっと、スムーズにする必要があります。

これは、人前で話す経験という部分もありますが、もっと自分の担当する内容の結論からコンテンツを考えるようにすると、よりよいセミナーになったかなと感じました。

 

2つ目としては、プレゼンテーション能力についてです。

プレゼンテーション能力には、

・声の強弱をつける

・身振り手振り

・はっきりと話し堂々とする

などがあげられると思いますが、すべてにおいて、中途半端だったかなと反省しております。

 

先ほども書きましたが、人前で話す経験も必要ですが、もっと、ビデオを撮ったり・他人に見てもらったりと練習を工夫していく必要があることを痛感しました。

 

今回の反省点を次回に生かしていきたいと思います!